昨年、40歳になって早々に挫折した私にとって、今後の救いとなりそうな本でした。 本の概要 この本は、定年退職したあとに後悔した話を1万人から聞いた結果と対策をまとめた本です。著者いわく、社会人としての後悔は40代に集まりがちとのこと。理由は、40代では仕事上の立ち位置も変わり、家庭環境も変わり、自分自身の身体的な状況も変わるのに、20代30代の考えのままになっている場合にうまく行かないことが多いから。例えば仕事では、20代30代はいちプレイヤーとして、降りてきた仕事をこなすこ
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書籍 F# AppliedはSuaveを用いた実践向けの本
F# Applied A Practical Guide For Web Development In F# Using Suave という本を読みました。下記で紹介したDomain Modeling Made Functionalと基本は同じF#でDDDする本ですが、より実践向けです。 具体的に何が実践的かですが、下記が学べます (F# AppliedのWhat you’ll learnを訳しています)。 F#を用いた関数型プログラミングの原理を用いて完動するアプリケーショ
続きを読む書籍 Domain Modeling Made Functional – ドメイン駆動設計したい人に読んでほしい
純粋なF#を学ぶ本というよりは、F#を実際の開発に導入するための本ですね。特に、ドメイン駆動設計を関数型言語のF#で行うにはどのようにすればよいかが書かれている本です。この本を読んだあとの正直な感想としては、ドメイン駆動設計を行う上で、オブジェクト指向である必要は全然ないのではないか、と思えました。 私もそうなのですが、ドメイン駆動設計がうまく行かない理由の一つに、実現方法に注意が行き過ぎて、本来実現したいはずである、業務とコードの関係を保つ部分がおろそかになってしまうことが
続きを読む書籍 関数プログラミング言語「F#」の読者層は .NET開発経験者かな…
最近関数型言語を改めて学び始めております。書籍 関数プログラミング言語「F#」 を読みました。 本書は2010年に発売された本で、関数型言語の特色や、F#が強く影響を受けているML系言語の話、基本的な仕様や関数型言語らしい開発、そしてオブジェクト指向プログラミングをF#で行う場合、という話で構成されています。特に1章「序論」2章「ML」は学術的で、割と早い段階でラムダ計算の理論的な話が出てきます。最初はサラッと流し読みして、3章「F#入門」から入るのが良いと思います。まずはF
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