Contents
魅力を3行で
- 周囲の音を拾わないノイズキャンセリングブームマイク
- 自分の声も周囲の声も聞こえる骨伝導ヘッドセット
- 付けっぱなしを忘れる軽量さ (ただしたまに耳が痛くなる)
はじめに
下記の記事では、WF-1000XM3の場合ですと、周囲の音を拾いまくるため、ビデオ会議用ヘッドセットとして使う場合には静かな環境が必要、と結論付けました。
以降ずっとビデオ会議で使えるヘッドセットを探していたのですが、会社の人にとてもいいものをオススメいただき、購入したのが、AfterShokzのOPENCOMMという製品です。買ってから3ヶ月位経ちましたが、非常に良いですね。ビデオ会議におけるイライラポイントを解消しまくってくれたので、少し感動を書きます。
ビデオ会議のイライラ解消ポイント
周囲の音を拾わないノイズキャンセリングブームマイク
ビデオ会議のアプリってそれなりに賢くて、メインで発言している人の声が聞き取りやすいように、他の人の声を小さくしてくれるようなのです。ですが周囲の音を拾いまくる人がいるとそれが仇となり、メインの人認定されて周囲のノイズばかりが放送される事態になってしまいます。今話している人の声が聞きたいのに…
そんなイライラを、参加者に味わわせたくない。周囲のノイズは消してほしい。
OPENCOMMのノイズキャンセリングブームマイクは、まさにそれを実現してくれます。ノイズキャンセリングヘッドフォンのようなことをマイクでも行ってくれるため、自分の声だけが拾われるようになります。そこそこにぎやかな場所で使っても、特に何も言われずに会議が進むため、しっかりノイズキャンセリングが効いているようです。
なおAfterShokzの製品でマイク付きなのは、今の所OPENCOMMだけですね。
自分の声も周囲の声も聞こえる骨伝導ヘッドセット
AfterShokzは骨伝導技術を使ったヘッドセットを展開しています。OPENCOMMも骨伝導ヘッドセットになります。骨伝導ヘッドセットには低音質なイメージがあったのですが、そんなことはないですね。音楽もそれなりに楽しめるくらいの音質でした。
骨伝導にすることで耳を塞ぐことがなくなるのですが、これにより周囲の音が聞こえることに加え、自分の声が聞こえるようになります。自分の声が聞こえるということは、適切な音量で話すことができるようになる、という点が大きいです。
WF-1000XM3をヘッドセットとして使うのが難しかった点として、自分の声が今どのくらいのボリュームで話しているのか分からない、という点があったことに、OPENCOMMを使い始めてから気付きました。気がつけばすごく小さい声でボソボソ話してしまうのですよね。それは自分の声を耳で聞くことができないから。
OPENCOMMは自分の声が聞こえるため、適切な音量で話すことができます。コレは非常に快適。
なお骨伝導は、ボリュームを大きくしすぎると、振動を感じてしまいます。特に男性の声はブルブル振動を感じやすいです。振動を感じる場合は、すぐに耳元のボタンを使ってボリュームを小さくしましょう。
付けっぱなしを忘れる軽量さ (ただしたまに耳が痛くなる)
OPECOMMは重量33gだそうです。この33gを両耳で支えるのですが、あまり重たさを感じないですね。結構長時間付け続けることができます。非常に快適。非常に快適すぎて、ずっと付けたままどこかに行ってしまい、Bluetooth圏外の音が聞こえてきてビックリすることがあります。
ただしずっと付けていると耳が痛くなる場合があります。ネック部分は後頭部でフィットしてくれるわけではないので、基本的に両耳で支える構造になります。さすがにずっと付けたままにしていると、耳とOPENCOMMの当たる部分が痛くなってくる場合があります。マスクをずっと付けっぱなしにすると痛くなるようなものでしょうか。付けすぎには注意しましょう。
なお付けっぱなしを休憩するために、耳から外して首にぶら下げようとすると、骨伝導イヤホン部分がちょうど首の頸動脈あたりを的確に押さえにかかります。微妙に息苦しいので、襟付きシャツを着ていて首を保護できる場合に限定したほうがよいでしょう。
まとめ
ビデオ会議をする際に、声も音も高音質を望む方は、AfterShokzのOPENCOMMがオススメです。私は出社時も在宅勤務時も、どちらでも使えるように持ち運びしています。それくらい気に入っていて、オススメです。