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SONY WF-1000XM3 ユースケースに合うかレビュー

5日間ほど使ってみました。レビューするほど他のイヤホンのことは分からないので、自分のユースケースに合った使い方ができるかのレビューです。

ユースケースはこちらに書いています

ユースケースごとレビュー

通勤中

正直に申し上げますと、原付で通勤しております。原付通勤でも音楽やラジオ・ポッドキャストは聴きたい。でも何よりも安全第一にする必要がある。No Life, No Musicですからね。

まずは最大の難関。イヤホンを落とさずにヘルメットをかぶる。耳まで覆うヘルメットなので、少し大きめなWF-1000XM3は引っかかりやすい。先にヘルメットを被ってからイヤホンを付けるスキルか、ヘルメットを広げるスキルが求められる。私は後者を選びました。

実際に乗ってみて、アンビエントモード、アダプティブサウンドコントロールが優秀だと思いました。音楽も聞こえつつ外音もしっかり聞こえる。うっかりノイズキャンセリングの状態で乗ったとしても、切り替えてくれる。良い。どのくらい外音を取り込むかの調整は、事前にアプリで行っておけば困らないでしょう。
下記のようなアダプティブサウンドコントロールの設定で、乗り物に乗っているときの外音取り込みレベルを設定すればよいです。

上記から、イヤホンの装着方法に課題は残るものの、安全面の懸念は特になさそうでした。

仕事中

仕事中は逆に動かない状態になるため、ノイズキャンセリングが有効になります。エアコンの音などノイズはスッと消えるのが分かるのが良いですね。音楽をかけていなくても使えるため、超高級耳栓としても機能します。
周囲の会話もそれなりに聞こえなくなるのですが、話しかけられることについては、割と気付きます。何か独特なことをしているのかよく分かりませんが、これはこれで良いと解釈しています。
なお、話しかけられた場合に、クイックアンビエント(一時的な外音取り込み)か、イヤホンを取り外すかの選択肢が出てきますが、後者が良いでしょう。前者も便利なのですが、有効になるまで1秒くらい待つ必要が出てくることと、話を聞いてない風に見えるという、態度上の問題が出てくるからです。イヤホンを取り外した瞬間、音楽を一時停止してくれるのも便利です(アプリで一時停止機能をオフにすることもできる)。

バッテリー駆動時間が長いのもいいですね。1回の充電で、概ね6時間持ちます(DSEE HXをオフの場合)。

運動中 (筋トレ)

準備運動の段階から付けてみました。ウォーミングアップのランニングでもずれ落ちる心配は感じませんでした。イヤホンはWF-1000XM3 最適なイヤーピースの選び方と装着方法 – SONYの内容に合わせて自分にあったものを使うことで、ずれる心配がなくなるようです。私はトリプルコンフォートイヤーピース(グレーのふかふかの方)を使っています。

筋トレ中も特に気になりませんでした。よっぽど集中したい場合でなければ、アンビエントモードで周囲の音が多少聞こえる状態にしたほうがよいでしょう。
防滴がない心配については、まだ正直分かりません。それほど汗をかきませんので。ただ、汗をかいたとしても、ケースにしまう前にちゃんと拭いて乾かせば良さそうです。

というわけで色々気になる点はありますが、それでも自分のユースケースを満たすことができて、しかも良い音質の音楽を楽しめますので、非常に満足しております。

その他

クイックアンビエントモードで買い物

話しかけられた場合に使う想定のクイックアンビエントモードを、買い物のときに使ったらどうなるか試してみました。
…自分の声のボリュームがよくわからなくなり、超ちっちゃい声で話してしまっていたようで、何度も店員さんに聞き返されました。ちゃんと会話する場合は、クイックアンビエントは向きません。

電車

私の場合、移動中という設定は「原付での移動中」のため、外音を取り込む設定にしています。電車の場合、ノイズキャンセリングか、かなり小さめに周囲の外音を取り込むモードにするのが良いと思います。私は電車に乗るときにノイズキャンセリングにして乗るのですが、動いた途端アンビエントモードに切り替わり外音が取り込まれてしまいます。設定が難しいですね。

気になる人は、アダプティブサウンドコントロール機能をそもそも使わずマニュアル切り替えするのが良いのでしょう。

人で混雑した場所

駅周辺のように人で混雑した場所では、やっぱり少々の音切れはありました。同一周波数帯での干渉なのでしょう。割り切るか、有線イヤホンを購入するかのような気がしますね…。

まとめ

WF-1000XM3は自分のユースケースを満たしてくれて、そして高音質な音楽を届けてくれます。非常にいい買い物ができました。