F# Applied A Practical Guide For Web Development In F# Using Suave という本を読みました。下記で紹介したDomain Modeling Made Functionalと基本は同じF#でDDDする本ですが、より実践向けです。
具体的に何が実践的かですが、下記が学べます (F# AppliedのWhat you’ll learnを訳しています)。
- F#を用いた関数型プログラミングの原理を用いて完動するアプリケーションが書ける
- Suave を用いたWeb開発についての深い理解
- F#でEventSourcing, CQRS, DDDを用いた開発方法
- FAKE, Dockerを用いたCI/CDの方法
- Rx, FSharp.Data, Paketなどのライブラリでより効率よく開発する方法
上記に加え、F#でテスト駆動開発のやり方も書かれていることが、実践的であると考えております。
Suaveも、最近のF#界隈で出てくるSAFE Stackのうち、SにSuaveが選ばれることも多いようなので、いい選択肢なのではないでしょうか。Suaveではない場合はSaturnが選ばれるそおうです。
F#に対してある程度の知識がある前提の書籍ですので、F#がまったくわからない場合はF#について先に軽く学ぶか、Domain Modeling Made Functionalを読んでおくとよいと思います。
F# AppliedはGumroadで販売しています。そのため電子書籍のみでの販売ですね。
GumroadはPDFやKindleで読めるmobi形式, epub形式など、主要な電子書籍のフォーマットを用意してくれるのが良いですね。